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英語への自己投資【時間と環境に投資しては?】若い時の投資は大事

「自己投資をするなら英語が良い」と考えている方も多いのではないかと思います。

私もこれまでお金や時間等、多くの自己投資をしてきましたので、若い人が英語に自己投資をしたいという気持ちはよくわかります。

 

自己投資をしてみて、あまり効果のなかった経験をしたこともありますし、高額なお金と時間を使って、効果があったことももちろんあります。

現在も、英語学習にはある程度の自己投資をしているので、私のこれまでの経験を元に、どのようなところに自己投資をすると良いかということについて、お伝えしたいと思います。

 

私にとって、英語への自己投資というものは、お金のみならず、みんなにとって貴重な「時間」も含まれています。

時間というものは限られているので、どう使うかで、その後の人生を大きく左右するものだと思います。

 

 

Contents

効果が無かった!英語への自己投資【失敗例】

 

英語レベル中級でTIMEの定期購読

アメリカの英文雑誌「TIME」や「Newsweek」は、文章が硬く、英文読解力レベルが高くないとなかなか読み切れません。

 

また、日本人が読むには、文化的な背景の違いや、知識や一般常識など教養が必要なため、しっかり理解するには相当の時間がかかるものです。

しかし、週刊雑誌なので毎週届くため、全然読み切れないまま積みあがってゆくという日々を送ったことがあります。

 

今は、英字新聞や「TIME」などの英文雑誌も読めるようになってきたので、あえて友達と時間を作って読んだりしています。

しかし、英語レベルが中級くらい(英検準1級でTOEIC800点台だった頃)にTIMEの定期購読は、読解力が足りなくて、ちょっと早すぎました。

 

目的のはっきりしない英会話レッスン

特にこれといった目的がなくて、何となくお友達が行っているからという理由で英会話レッスンに参加していた時期があります。

 

今考えてみると、宿題も真面目にやっていかなかったし、とりあえず参加して、適当に雑談して、何となく終わるというレッスン内容で、あまり費用対効果が良くなかったと思っています。

 

全く英語が話せない状態での短期留学

全然うまく英語が話せない状態で、1カ月オーストラリアに短気留学をしたことがありました。

その留学経験自体は大変有意義でしたが、費用対効果を考えると、もっと話せるようになってから行けば、更に良かったと思います。

 

ある程度のスピーキング力をつけて、海外留学をすれば、もっと早くレベルアップができただろうと思います。

 

自分が英語を話せないことを実感できたので、良かったと思えばそうなのですが、やはり、高額を投資して学ぶのですから、貪欲に力をつけて現地で何でも吸収するという態度が大切だと思います。

 

 

効果があった!英語への自己投資【成功例】

目的が明確な英語レッスン

どうしても合格したい試験の前に、その対策として受講していたレッスンは効果があったと思います。

また、「こういうスキルを伸ばしたい!」という目的で、自分でレッスンメニューを作って、ネイティブ英語講師の先生に相談したこともあります。

 

そのような時も、目的のために時間とお金を有効に使えていたと思います。

 

海外留学(学ぶ環境作り)

日本でも英語の学習はもちろんできますし、日本から一歩も出ないで高い英語力を身につけている人もたくさんいます。

 

ただ、海外留学をすることで、逃げ場がなくなるので、学ばざるを得ない環境を整えるという点では、有効だと思っています。

海外にいても、日本人同士で遊んだりしていて、英語力が伸びないというケースも多々あるので、その点は注意です。

 

私は英語力をつけるために語学学校に入学したので、同じ目的を持っている日本人とできるだけ過ごし、日本人同士でも英語で話すようにしていました。

 

環境は自分で作り出せるものだと思うので、良い環境づくりのためには投資をすると良いと思います。

 

書籍への投資

英語力が足りない状態での英文雑誌の定期購読は無駄でしたが、「本・書籍」への投資は大事だと思います。

各種試験対策のための問題集もたくさん買いましたし、英語スキルアップのためのやり方が書いてある本なども好きでよく購入します。

 

本に関しては、無駄だと思った本もありましたが、それもひっくるめて、投資はどんどんすべきだと思います。

 

英語スキルアップのための通信講座

地方在住なので、都会から送られてくる英語の通信講座はよく利用しました。

20代の頃は、アルクのヒアリングマラソンや、TOEFL対策コース、リスニング教材などさまざまなものを購入して学習しました。

 

アルクのヒアリングマラソンは特にお気に入りで、当時、English Journalで有名人のインタビューやスピーチなどがバラエティに富んで紹介されていて、楽しく学べました。

 

現在はインターネットを通して、世界中のニュースがほとんどただのような状態で視聴できますし、さまざまなアプリが開発されており、安く効果的に学べる環境が多いです。

 

ただ、何か明確な目的のために企業が努力して、系統立てて作り上げた教材は、大変よくできているので、私はとても勉強になりました。

注意点としては、自分のレベルに合ったものを選ぶということです。

 

仲間と英語を学ぶ環境への投資

最近は、レッスンに通うというよりは、同じレベルか私よりもはるかに上のレベルの人とつながって学ぶ機会に投資しています。

 

投資というのは、時間とお金であり、時間を作って一緒に学ぶ仲間と会うということです。

オンラインでも会えますし、実際に会って一緒に勉強する機会も設けています。

 

自分一人で学ぶと、安易な方向にすぐに逃げてしまいがちですが、高いモチベーションを維持している仲間と過ごす時間をあえて作り出すことは有効だと思います。

 

結論:「結果を出す環境作り」が重要

自己投資をするなら英語だと思っておられる方、きっと役に立つことは多いと思います。

 

世界のニュースをいち早く読むことができたり、企業内出世や就職・転職に役立ったりなど、数多くのメリットがあると思います。

 

誰もが限られた時間の中で、何に投資をすべきか考えると思いますが、私はその貴重な時間とお金を、英語を学ぶ環境作りと、自分に目的とレベルに合った教材やレッスンに投資すると良いのではないかと思います。

 

  • この記事を書いた人

あさひ

北陸は福井の全国通訳案内士&英語講師。 大学時代に1年間の語学留学を経験。 その後、働きながら独学で英検1級と全国通訳案内士試験合格。 英語学習者の1人として、英検や通訳ガイド試験対策、英語の学習方法やモチベーションの維持に関することも発信中! 2000年から英語講師 → 2009年から全国通訳案内士 → 2021年から英語教室運営スタート

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