パブリックスピーキング 英語スピーチ

英語スピーチで緊張しない7つのコツ【練習方法とイメトレがカギ】

英語スピーチを披露することになり、スピーチを作るところまではできたとします。

しかし、スピーチを披露するという本番で、どうしても緊張して失敗してしまうのではないかと不安になったりしますね。

特に、初めてのスピーチであれば、なおさら緊張します。

 

人前で、日本語で発表すること自体、緊張する人が多い中で、英語でスピーチとなると、その緊張の度合いはすさまじいものがあると思います。

 

私は、数年前に100人位の前でコンテストスピーチを披露した際、さすがにめちゃくちゃ緊張したのですが、今はそれほど緊張しない自分がいます。

 

理由はと言いますと、場数を何回も踏んできたというものもあると思いますが、緊張しない工夫をしてきたからだとも思っています。

 

今回は、私のこれまでの経験談を元にした話ではありますが、人前で英語スピーチをする際に、緊張しないコツのようなものをご紹介したいと思います。

 

 

英語スピーチで緊張しない7つのコツ

誰にも負けない量の練習を重ねる

スピーチの出来が良いか悪いかに関しては、自分のスキルや能力の有無にも左右されますので、負けることがあります。

 

しかし、どれだけ練習を重ねたか、という努力のプロセスに関しては、誰にも負けない量の練習を重ねることができます。

 

例えば、スピーチコンテストに5名が出場するのであれば、自分以外の4名のコンテスタントよりも、自分は一番練習を重ねてきたと自負することができるまで練習を重ねましょう。

 

勝ち負けではなくて、自分の努力の量で負けないように積み重ねるということです。

パフォーマンスでは負けるかもしれないけれど、練習量に関しては誰にも負けないぞ!と自信をもって言える自分になると良いでしょう。

 

練習量というのは、自信につながりますし、緊張感を和らげるものだと感じています。

 

また、しっかり練習を重ねて、自分の中では完璧に仕上げた時に感じる緊張感というのは、むしろすがすがしい良い緊張感になると思います。

 

成功したイメージを確信するまでくり返しイメージする

やったことがないことをする時とか、予定外のことを行うことになったとか、自分が想定していることとは、変わったことを行うことになると、身体や心がついていけず、拒絶反応というようなもの凄い緊張感に襲われてしまうことがありますね。

 

スポーツなどの試合に出場する際など、自分の学校のホームグラウンド的な、慣れた場所で参加する時の緊張感と比べると、完全にアウェイな場所で試合に臨む時も、自分の落ち着かない環境であるため、緊張感が増すと思います。

 

自分の知らないところ、新しい職場など、新しい自分になりきれていない時、緊張するのではないかと思います。

 

ですから、新しい自分に慣れるという意味でも、上手くできている自分自身のイメージを、自分の中で納得するまでくり返しイメージし続けるということは、大切ではないかと思います。

 

もう上手くいっている自分、自分のステージで自分の思う通りに話せている自分を、何度も頭の中で、それが普通の自分であると納得させていくことは効果的だと思います。

 

人前で場数を踏む

1回目というのは、何事を行うにしても緊張は付きまとうものです。

 

英語スピーチを初めて行う場所が、いきなり本番のステージであったとしたら、もしかしたら大失敗して、二度と立ち直れないくらい落ち込んでしまうということもあるかもしれないですね。

 

ですから、あらかじめ、数回ほど失敗する機会を設けておくことはおすすめです。

 

スピーチを聴いてもらう人は、1人でも良いですし、2人でも良いです。

とにかく、誰かに聞いてもらう機会を数回設けることは効果的で、あらかじめ2~3回失敗して慣れておくということが重要です。

 

自分の中で、上手くいったところ、失敗したところなどを事前に把握して、慣れておくことで、本番がいくら人数が多い場所で話すことになっても、比較的安心して臨むことができるでしょう。

 

深呼吸をする

本番前に有効なことは、深呼吸です。

静かな場所を見つけて、静かに呼吸に集中します。

 

呼吸というのは、「呼」が先で、「吸」は後に書きます。

つまり、吐く息を先に、吸う息を後に行うことが効果的だといわれています。

 

ゆっくりと、吐く息、吸う息に集中して、深呼吸をじっくり行いましょう。

 

大きなポーズをとる

緊張すると、身体中の筋肉も固くなりがちになりますので、大きなポーズを作って、身体をほぐしてリラックスさせることもおすすめです。

 

人がいるところで行うと、白い目で見られる可能性があるので、トイレなどで人がいないところで、ぜひトライしてみてください。

 

大きなポーズ、例えば、両手を広げてワシになったようなポーズとか、身体全体でガッツポーズを表現するなど、身体をほぐすようなこと行ってみると良いかもしれません。

 

爆笑する

「笑う」という行為にもリラックス効果があると思います。

お友達と、たわいのない話で盛り上がって笑うというのも良いですね。

 

私は、絶対涙を流して笑ってしまうお気に入りのオモシロ漫才があるので、そのビデオを事前に見ておいて、ひと笑いをして出かけるということもあります。

 

面白い写真を手帳に忍ばせておいて、スピーチの前にそれをチラッと見て、「ふふふっ」( ´艸`) と笑って、出番に備えるというのも良いかもしれないですね。

 

緊張感を楽しむ

ある程度の緊張感があることは、集中力を保ったりする時に有効だとも言われています。

ガチガチに緊張してしまって、手や足が震えて、声まで震えるといった緊張感であれば、克服するのは大変かもしれません。

 

しかし、ある程度の緊張感であれば、その感覚を楽しんで、むしろ良い緊張感だと考えて、味わってみるというのも良い結果につながると思います。

 

「良い感じの緊張感きたーーー!!」

「ああ、緊張してきた!やる気が出るね!」

こういった言葉がけで、自分自身を奮い立たせることも良いと思います。

 

英語スピーチで緊張しないコツ・まとめ

今回は、経験談を元に、スピーチで緊張しないコツをまとめてみました。

 

他にもあるかもしれませんが、しっかり練習をして、自信をもって本番に臨むことが重要だと思います。

 

結果はどうあれ、どのように努力してきたか、そのプロセスに自信がもてれば、本領が発揮できるのではないかと思います。

 

  • この記事を書いた人

あさひ

北陸は福井の全国通訳案内士&英語講師。 大学時代に1年間の語学留学を経験。 その後、働きながら独学で英検1級と全国通訳案内士試験合格。 英語学習者の1人として、英検や通訳ガイド試験対策、英語の学習方法やモチベーションの維持に関することも発信中! 2000年から英語講師 → 2009年から全国通訳案内士 → 2021年から英語教室運営スタート

-パブリックスピーキング, 英語スピーチ