英語学習者の日々の学習を応援するブログを楽しく書いています。
さて今回は、英検の話題を取り上げてみました。
英検は英語力を比較的バランス良く確認することができる主要な試験であると思います。
ただ、英検1級となると、その合格率は「約10%」と言われているように、簡単に合格できる試験ではないですね。
今回は、合格するまでに私を悩ませてきたことについて、5つ挙げてみました。
そして、「過去を振り返って、悩んでいた自分へどのようなメッセージを送るか?」ということについて考えてみました。
これから合格を目指す方、同じ状況にある人や、同じ悩みを抱えている方がいらっしゃるとしたら、何かのお役に立てればと思います。
常に襲ってくる弱気
弱気な言葉を一覧にすると、結構な文字数を割けるくらい、さまざまな弱気が襲ってきます。
弱音もたくさん吐きましたし、そういう時は、案の定、テストのスコアも伸びないです。
次々と自分を襲ってくる弱気が一番厄介な悩みではないかと、私は個人的に思います。
主な弱気な発言をリストアップしてみます。
今は、こういう発言をすることは少ないですが、昔は暗いマイナス発言がたくさんありました。
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私はいつになったら合格するのか?
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もしかして死ぬまで試験を受け続けるのか?
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受かったところで、後に何か良いことはあるのか?
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こんな勉強をやっていても何か意味はあるのか?
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範囲が膨大で気が遠くなるよ!
弱気な自分への対処法
弱気が出るということは、手を動かしていないということ。
人は、暇があると、頭で考えることが多くなるのではないかと思います。
弱気が出たら、とりあえず動くことがおすすめです。
音読でも良いし、英語ニュースのシャドウイングでもオッケー。
エッセイを書いたり、自分のスピーチを録音して聞いてみたり。
弱音が出るのは、暇があって頭の中でモヤモヤ考えている証拠ではないのでしょうか。
また、自分のセルフイメージといいますか、理想の自分を常に心に描いて、はっきりと実現している状態をイメージできていると良いと思います。
私も合格直前の自分は、通訳ガイドも英検1級も受験する前から合格することがわかっていました。
合格発表も、見た瞬間、「やっぱりね!」という感覚だったことを覚えています。
低迷する点数
語彙問題の点数が上がらず、語彙問題に集中すると、リーディングやリスニングの点数が下がるという経験がありました。
また、いくら英語で海外ニュースなどを聞く時間を増やしてもリスニングの点数が上がらないという経験もあります。
努力に比例して点数が上がればやりがいも生まれると思うのですが、予定より成長が遅いと、焦りますし、自信を失ってしまいます。
だからといって、しっかり準備をしてから受験をしようという言い訳を作って、受験をしないでおくという選択をすると、更に勉強しなくなった経験もあります。
低迷する点数への対処法
学習のやり方を変えよう!
同じ学習方法を続けていても、点数は低迷したままではないかと思います。
自分の弱点を分析して、今はネットで様々なアドバイスを検索できますので、合格者が行ったことなどを徹底的にリサーチして真似してみることをおすすめします。
これまでのやり方とは違ったアプローチで学習をしてみると、新鮮ですし、次のテストが楽しみになります。
それでも上がらなかったら、また改善してゆけば良いだけのこと。
ただ、ちょっとだけかじって、効果が出ないからといって、すぐにやり方を変えてしまうのは良くないかもしれません。
語学の学習にはある程度の継続した練習時間が必要です。
これだと信じて疑わない方法を、徹底的にやってみて、自分で納得するまでやってみて、それから変えたらいいのではないかと思います。
試験を受けるたびごとにやり方を振り返ってみて、自己分析をし、改善して学習を継続してゆけば、必ず上がります。
別の言い方でいうと、上がると信じて取り組まないと、上がりません。
なかなか記憶できない自分への焦り
覚えたのにすぐ忘れたり、何回覚えても覚えきれていなかったり、記憶力がまだ良かった時代の自分と比較して、へこんでしまうこともありました。
記憶することに関しては、さまざまな工夫をしたつもりですが、それでも量が膨大になってくると、とてつもなく大変な作業をしているように思えて、時間が迫って来るにつれて、心はどんどん焦ってしまいます。
記憶できない自分への対処法
記憶力が問題ではなくて、覚え方が問題なのかもしれないです。
語句の意味とか、語彙の暗記と考えると、気分が重くなるかもしれませんが、「自分の辞書に素敵な表現を増やす」と考えてみてはどうでしょうか?
「へえ!」「すごい!」とか、感情を入れて学習したり、語幹や語源などを調べて、なぜそういう意味なのか?深く掘り下げてみることも楽しいです。
「覚えられない」と思って目の前のことを悲観するのではなく、これまで頑張って覚えてきた単語の数を数えて、「ここまでこれたぞ!」と自信を持つことも大事だと思います。
今日くらいはいいか!という言い訳
勉強をしたくない時の言い訳は、何も考えなくてもたくさん出てきます。
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体調がちょっとすぐれないから
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寝不足で頭がぼーっとするから
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仕事が忙しくて、、、、
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昨日はきちんとやったから
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明日から真面目にやるから
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今日は優先することがあるから
永遠に書けますが、この辺でやめておきます。(笑)
すぐに言い訳する自分への対処法
「英検の神様が自分の意欲を試しに来た!」と考えよう。
本当に受かる気があるのなら、言い訳せずに、無我夢中で取り組むはず。
そんな甘えている自分の心の奥を見透かされているということに、気づくチャンス!
言い訳は、自分をちょっとだけ成長させるチャンスと考えよう!
やる気が不安定
毎日、同じやる気を維持することができれば最高ですね。
しかし、さまざまな状況下で、やる気を高いまま維持することは至難の業ではないかと思います。
不安定なやる気への対処法
「やる気」について知識を得て、自己分析もしよう!
気合と根性だけでやる気は続かないです。
また、燃え尽き症候群になってしまうと、逆に悪影響が出ます。
脳内のホルモンバランスや健康や精神の状態、睡眠の質など、改善できる点はたくさんありますよ!
何も考えず、食後の歯磨きのごとく学習を日課に取り入れてしまう、勉強のルーティーン化もおすすめです。
合格前の苦しかったこと・まとめ
今回は、試験前の苦しかったことを5つ挙げて、その対処法と共に紹介させていただきました。
主に、心の中の葛藤が一番の悩みなのですが、それを克服することで大きな自信につながるのではないかと思います。
合格してしまうと大したことなくなるのですが、合格前はさまざまな不安や悩みがつきものです。
誰もが通過するところだと思いますので、自分だけではないということを知ってもらって、悩み過ぎることなく、楽しく学習を続けてもらえたらと思います。