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英語スピーキング勉強法②【自分が使える英語表現を集めよう】

毎日スピーキングスキルアップにはどうすべきかを悩み続けている私ですが、まだまだ精進が足りず、理想の域には届きません。

 

そのような日々葛藤を続ける中でも、最低限のことは話せるようになるためのスピーキングの勉強法として、良いと思う方法を1つ、今回はご紹介したいと思います。

 

結論から申し上げますと、「自分が使える表現を優先的に増やす」ということです。

 

スピーキングのスキルアップというのは、何となくとっつきにくくて、大事なことはわかっているけど、後回しにしてしまいます。

そして、勉強法に関しても、まずは基本的な文法を学んで、英作文ができるようになってからやろう、などと遠回りをしてしまいがちです。

 

しかし、できるだけ早くスピーキング力をつけてスキルアップしてゆくためには、自分が使える表現をどんどん増やしていく方法が有効だと思います。

 

 

Contents

自分が使える英語表現から身につけよう!

短期間で最低限話せるスピーキング力をつけるには、どういう勉強法が良いのでしょうか?

私は、「できる」とか「できた」という感覚を大事にして学習を続けたいと考えるタイプなので、以下のような方法で進めています。

 

やみくもにたくさん覚えるより「絞る」

英語学習を続けていると、さまざまな英文を読んだり、音声マテリアルを聞いたりしている時に、覚えたいと思う表現に出会います。

しかし、スピーキングのために、全部の表現を覚える必要はないと思います。

 

例えば、書き言葉と話し言葉は違いますね。

書き言葉であれば、雑誌や新聞など、読んで理解できれば良い語句なので、話す時には使いにくいわけです。

 

ですから、話す時に使いやすい表現だけを、先に覚えていきましょう。

例えば、「考える」という意味の単語であれば、辞書を引くと、think, consider, take into considerationなどなど、さまざまな表現があります。

 

しかし、「think」が一番オーソドックスな単語ですから、「これだけをまず覚えておけば、とりあえずOK!」という感じで、1つか2つに数を絞って覚えていきます。

 

「think」を使うことに慣れてきたら、新しい表現を取り入れて挑戦すると良いと思います。

 

凝った表現ではなく、まずはシンプルに伝えること!

この表現、この単語、使いたい!と思うことは大切だと思います。

使いたい言葉は、使いたくない言葉よりは、遥かに簡単に使えるようになると思います。

 

しかし、凝った表現や、定番の構文、古い表現などは、会話で使う機会が少ないので、文法の勉強には必要だと思いますが、スピーキングのために覚える必要はないと思います。

 

どちらかといえば、日常生活で自分が言いたいことから順番に、使える表現を見つけて、使ってみて、それを積み重ねて徐々に増やしてゆく方が、楽しく続けられるのではないでしょうか。

 

「しっくり」くるまで口に出して言う 

使ったことのない表現は、口に出して発音してみて、しっくりこないですね。

覚えたての新しい単語や表現は、自分の中でその表現がしっくりとくる感じがするまで、時間がかかります。

 

しっくりこない表現は、現場で使えませんので、その表現を使うことを諦めて別の簡単な、もっとしっくりきやすい表現に変えるのも一つの方法です。

 

大切なことは、使える表現を身につけることなので、自分の言葉で言えるという自信がつくまで、口に出して何度も練習してみましょう。

 

覚えた表現は積極的に使う

独り言でも良いので、覚えた単語や表現は、実際に使ってみましょう。

 

例えば、オンライン英会話などで、誰かを相手に聞いてもらえる機会があれば良いですね。

なければ、独り言でももちろん問題ないです。

 

自分に話しかけている姿は、ちょっと変ではありますが、英会話の練習に独り言は有効です。

 

完璧主義は禁物

いろいろな書籍を読んだり、洋書や洋楽、洋画を見たりしてインプットが増えるにつれて、良いなと思った表現は、どんどん増えていきます。

 

しかし、全部を覚えようと思ってしまうと、そこで完璧主義が邪魔をして、進まなくなってしまうことがあります。

私も、ことごとく良い表現を覚えたいと思って全てをリストアップしたい衝動にかられるのですが、人間が1日に使える時間は限られています。

 

全てを書き出して、覚えようと思っても、復習の時間は限られているし、覚えたい量はすさまじい量になってしまい、精神的にお手上げ状態になってしまします。

 

長続きすることの方を優先するなら、全部覚えたいという衝動を抑えて、細かいことまであまり気にしないで量をこなす方が長期的に見て大切だと思います。

 

「これなんて言うの?」をメモ

毎日、いろいろな表現に興味を持ち始めると、いろいろなことを英語で表現したくなっていきます。

日本語の表現で、どうやって英語に直したらよいかわからない言葉を発見した時は、忘れないようにメモしましょう。

 

後で必ず調べて学習するために、常にアンテナを張って、「この日本語は、どういう英語になるのだろう?」という疑問を常に持って生活します。

答えはすぐに見つからないかもしれませんが、日々の学習継続の中で必ず良い表現に巡り合えます。

 

自分から求めて学んだことは忘れないですし、脳に定着します。

苦労して手に入れたスキルは、しっかり身につくでしょう。

 

使える英単語・熟語に出会ったらメモ

「日本語でこれなんて言うのだろう?」をメモして集める一方で、英語に触れる機会も同時に増やしていくと、使える単語や表現に出会います。

そういう時もすかさずメモして、記録を取っていきます。

 

書きなぐるためのノートを私は常に1冊持ち歩いています。

汚い字で書きなぐっても平気な、途中で使わなくなったノートを再利用しています。

 

洋画や洋書、英字新聞や英語学習に関する書籍など、気になった表現をとにかく書き記していくことを続けてみることはおすすめです。

 

データベース化していこう

書きなぐったノートが溜まっていくので、時々見返して、エクセルに書き写し入力したりしてデータベースを作るのも良いですね。

エクセルであれば、検索機能を使って、呼び出すことが可能になります。

 

ノートに書いたことで1回勉強して、エクセルに書き写すことで、2回目の勉強になります。

書いている間に覚えることもありますし、表現を話す時に使えるようになることが目標ですから、くり返しおさらいすることは記憶の定着に有効です。

 

書いたことを録音して、定期的に聞いてみることも良いですね。

音声のデータベースを作っておけば、復習は聞くだけになりますので、手間が省けて楽です。

 

自分で使える英語表現を身につける方法・まとめ

今回は、第2弾として、英語スピーキングのスキルアップのための勉強法を、1つご紹介しました。

どんなことをスキルアップするにしても、「継続に勝るものはない」と私は思っています。

 

英語学習も、せっかく始めたのに3日で諦めてしまうといったことが無いように楽しく続けられると良いですね。

 

私も毎日精進しておりますので、皆さんもぜひ一緒に、頑張ってコツコツ続けましょう!

 

  • この記事を書いた人

あさひ

北陸は福井の全国通訳案内士&英語講師。 大学時代に1年間の語学留学を経験。 その後、働きながら独学で英検1級と全国通訳案内士試験合格。 英語学習者の1人として、英検や通訳ガイド試験対策、英語の学習方法やモチベーションの維持に関することも発信中! 2000年から英語講師 → 2009年から全国通訳案内士 → 2021年から英語教室運営スタート

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